ニューヨーク・オフ・ブロードウェイ出身の楽しいショー、青い男がリズムにのりながら無言でパフォーマンスを繰り広げる。全く新しいジャンルを造り上げたとまで言われる強者たちだ。英語がわからなくても十分楽しめるショー |
日本でもテレビCMに登場し、知名度がグンと上がったブルーマン・グループ。その名の通り青い男たちなのだが、一体何をする人だろうと不思議に思った人も多いはず。彼らはニューヨーク・オフ・ブロードウェイ出身の前衛アーティストである。
デビュー・アルバムがグラミー賞にノミネートされたことからもわかるように音楽はこのショーの中で大切な役割を果たす。リズムを生み出す楽器も意表をつくものばかりだ。暗闇の中でドラム缶のような楽器から蛍光色の液体が飛び出したり、ジェファーソン・エアプレインの曲に合わせてサイケな映像が流れたり...。耳と目が自然にフル稼動してしまう。
観客が参加する場面も用意されている。ブルーマンの妙な行動と、その隣りでどうしたら良いのかわからないながらも彼らの指示に従う観客との何とも言えない「間」がかなりおもしろい。日本人もよくブルーマンの「餌食」にされると聞く。目が合ったら最後、ラッキーだと思ってステージに上がろう!
ショーのエンディングは感動的。何が起こるかはショーを観てからのお楽しみ。「来て良かった。」という理想的な余韻を残してくれる。余談だが、ショー終了後、ブルーマンたちはシアターの外で観客との写真撮影に応じてくれる。ステージ上と同様一切言葉は発しないが、目の前にいる彼らが人間だったことに気づかされ(あたりまえなのだが...)、急に現実に引き戻された感じがして少し残念だった。
「Blue Man Group 観ました!」by Satokoさん |
4月に新婚旅行でベガスへ。そこで出会ったのが「Blue Man Group」!某CMでなんとなくは知っていたものの知識もそこまで。旅行会社の方に「チケットは日本で購入していかないと入れませんよ。」と言われたものの、あそこまでの人気とは、あのショーを観るまでは正直思ってもいませんでした。
ショー開始時間早々からハマッた!!だって、真っ暗のステージに彼らのシルエットのみ。そこから、あのパイプを叩く独特な音が聞こえてきて・・・。もー、本当にカッコよかった!もうそこからは感動しっぱなし! 彼らといえば、お客さんを交えたちょっとしたコントや、アメリカンジョークがたっぷり詰まったコントも魅力だけど、私と主人はなんと言っても彼らの音楽に釘付け!!彼らの演奏は耳と目で楽しめるんです。例えば・・・先にも述べた彼らのシルエットのみしか見えないとか、太鼓を叩くたびに蛍光塗料がはねたり、大きな画面に"目"だけとか。1曲ごとに何かしらの「しかけ」がありました。おまけに彼らの音楽にあわせてバンドが生演奏しているので、すごい迫力なんです。 ショーが終わりロビーで彼らと写真をとったり、サービス精神も旺盛でかなり大満足できました。私も主人も英語はまるっきし駄目なので、楽しめるかどうか不安でしたが、言葉の壁は一切なくて、きっとどんな国の人にでもあのおもしろさは伝わると思います。帰りに彼らのアルバム「Blue Man Group Audio」を買い、帰りのレンタカーはもちろん、いまだに彼らの音楽にハマッてます!
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「楽しいブルーマンショー!」 by Rさん |
不思議な楽器の演奏やら、昔ドリフがやってたコントのようなものが、目まぐるしく展開され、英語があんまりわからなくても、十分楽しめるステージだと思います。ブルーマン達も、最初は不気味だったけど、意外な行動を取り続けてたらしい私に合わせて、パフォーマンスを続ける目の優しい人達でした。 |