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第一線で活躍するラスベガスのマジシャン達

VIVA LAS VEGAS MAGICIANS!

ショービジネスの世界で生計を立てる人が多く住んでいることはラスベガスの特徴のひとつだが、「マジシャン」という職業が成り立つのもこの街ならでは。彼 らはイベントやパーティでひっぱりだこなのである。その中でもラスベガスで自分のショーをもつマジシャンというのは、彼らの間でも特別な存在であり、憧れ でもある。今月はそんなスター・マジシャン達を一挙に紹介。ひとくちにマジシャンと言っても、その持ち味や得意分野はさまざまだ。ラスベガスに来たらこの 一流マジシャン達のショーにぜひ足を運んでみよう。


ランス・バートン

揺るぎないスターの座を獲得したランス・バートン。モンテカルロでの単独公演は8周年を迎え、ホテルとの契約も残り5年となった。ショーの幕間で15分、 というそれまでのマジックに対する常識をくつがえし、今はなきハシエンダで自ら脚本・演出を手がけて公演を実現させたのは1991年のこと。観客動員数の 記録を次々に更新するという快挙を遂げ、結果的にマジシャン全体の地位向上に貢献し、他のマジシャン達がラスベガスで活躍していく道を開いたとも言える。

ケンタッキー州ルイビルで生まれ、ごく普通の家庭で育つ。5才でマジックに出会い、17才で初出場したマジック大会で優勝。20才の時に国際大会 で金メダルを受賞して注目を集め、一気にスターへの道をたどってきた。しかし、ランスの素顔はスターのそれとはほど遠い。彼自らがショーの中で自分のこと を「田舎物」と呼んでジョークにするのだが、家、車、身につけるものは特に贅沢というわけでもなく、気取らない性格は関係者の間でも有名である。ハンサム なのに、どこか垢抜けないのがかえって魅力的と言える。

ショー はビバルディの「四季」で幕を開け、タキシード姿のランスが登場。白い手袋を脱ぎ空中に投げた瞬間、白いハトに早変わりし、滑らかな弧を描いて街頭に止ま る。その様子は美しく気品に満ち溢れている。その後に続くカードやロウソクを使ったマジックを見れば一目瞭然であるように、ランスのマジックの腕は一流 だ。しかも、難しい技を事もなげにさらっと見せるのがカッコイイ。

大きなスケールのイリュージョンも満載だ。コルベットはランスのショーのトレードマークとなっており、フィナーレでは彼の乗ったコルベットが宙を舞 う。また、客席から選ばれたラッキーな子供には、ランスと一緒に車に乗り込み瞬間移動するチャンスも。子供達に夢を与えることを大切にしているランスらし い演出だ。ランス自身が5才の時、ステージに上げてもらいマジシャンが自分の耳から1ドルコインを出してみせてくれたことがマジックを始めるきっかけと なったのはよく知られている。その時は、自分がマジシャンになればいつでも耳からコインを出せるのでお金持ちになれると思った、というエピソードがほほ笑 ましい。

【Lance Burton】
出演中のショー:「マスターマジシャン ランス・バートン」
\x87@$72.55 / $75.55 \x87A火・土曜7:00pm&10:00pm/水〜金曜7:00pm、日・月曜休 \x87Bモンテカルロ、ランス・バートン・シアター \x87C1-877-386-8224/702-730-7160


ダーク・アーサー

「大きなネコ」が登場するイリュージョンで有名なダーク・アーサー。彼のショーに出てくる動物は、白いトラ、ベンガルタイガー、ホワイト・ストライプタイ ガー(白地に黒い縞模様)、黒ヒョウと、とにかく種類が多い。これだけいろいろな動物が勢揃いするショーは珍しい。オリジナルのイリュージョンの中には、 300キロもあるベンガルタイガーの縞模様がきれいに消えてしまうという信じられないものも。

ダーク・アーサーはバリーズの「ジュビリー」を始めとしたバラエティ・ショーから、シルバートンとユニオンプラザで公演した「ニューアート・オブ・ マジック」のような単独のショーまでラスベガスでのステージ経験は数知れず。リビエラのロングラン、「スプラッシュ」にも登場。場所をトロピカーナに移し「エクストリーム・マジック ダーク・アーサー」として、新たに注目を集 めている。

【Dirk Arthur】
「エクストリーム・マジック ダーク・アーサー」
\x87@$29〜$34 \x87A日〜木・土曜2:00pm&4:00pm、金曜休 \x87Bトロピカーナー ティファニー・シアター 

ペン&テラー

ペンとテラーは全てが対照的なコンビだ。ペンは2メートルもあろうかという大男であるのに対し、テラーはペンの肩ぐらいまでしか身長がない。ペンはブラッ クジョークを連発するが、テラーは絶対にしゃべらない。そして、ペンのどんな毒舌にもテラーのおとぼけぶりが負けることはない。このようにビジュアル的に もキャラクター的にもデコボコなふたりは、ショーだけではなく、本を出版したりテレビ番組に出演したりと大活躍。

「マジック界の問題児」を自称するペン&テラーは、ナイフ、ピストル、火などを使った奇抜なマジックをおもしろおかしく演出するのが得意だ。特にタ ネ明かしをしていくところでは、客席が大爆笑に包まれる。他のどんなマジシャンとも違う独自のキャラクターを確立したコメディマジックの大スターだ。

【Penn & Teller】
出演中のショー:「ペン&テラー」
\x87@$85.8 \x87A9:00pm、金曜休 \x87Bリオ・スイート \x87C1-888-746-7784/702-252-7776


リック・トーマス

安 定した人気を維持するベテラン・マジシャン。ホワイトタイガーやベンガルタイガーが登場するイリュージョンでよく知られている。トラが消えたり、人の体が 切れてしまったりするような大掛かりなイリュージョンが楽しめ、美しいダンサーも登場する本格的なショーでありながら、チケットが手頃でファミリーには特 に人気がある。「マジシャンになる」という夢を実現したリック自身が実感しているのであろう、「夢を追いかけることの素晴らしさ」をマジックという形で見 せてくれる。

リックはボールルームダンスの元チャンピオンであり、踊りや立ち振る舞いがさまになり、舞台栄えも素晴らしい。終了後は、劇場の出口で一人一人に挨拶し、快く写真撮影に応じる。その時のフレンドリーな笑顔に魅了されてファンになる人も多い。

【Rick Thomas】
出演中のショー:「マジック・オブ・リック・トーマス」
\x87@$24.95 \x87A4:00pm/7:00pm、水曜休 \x87Bオーリーンズ

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