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パイロットの独り言 

  • Posted by: yokoso
  • 2013年5月 8日 11:22
我が社のモットー「真実は一つ」
ハリウッドのセレブはジェット機を所有している。私は、以前そんなクライアントのお抱えパイロットをしていました。色々な出会いがありました。印象的な方ばかりでした。クライアントさんたちは映画に出演してギャラがもらえると課せられる税金も多くなる。其の税金を軽減する方法がジェット機購入である。メルギブソン、ハリソンフオード、トムクルーズ、ニコラスケイジ、ジョントラボルタとみんな知っている面々だ。マイケルジャクソンも生前はボーイングの古いのを所有していた。日本人も堀江貴文氏や中山氏のオーナーの方その節は大変お世話になりました。
 
 中でも有名な著作家のシドニーシャルダン氏は,亡くなる最後の家族旅行にご一緒する機会があった。お誕生日を祝してと云う事だったから大人数で14〜15人でニューヨークからヨーロッパまでずっと私が付いて行った。思い出深い旅行だった。
 なんと初日に、ニューヨークに迎えに行った空港で目の周りが黒くなっておられまずびっくりした。お風呂場で転んだとの事であったが,本人は、気にしていないようであった。彼の著作を読んだ事がなかった私であった。なので一度読んでみた。なんともすばらしいサクセスストーリ,小気味の良いおしゃれ泥棒たち。はっきり言ってはまった。(日本でもかなり売れたと本人が言っていたから「ゲームの達人」「もし明日があれば」など人生を変えてくれる程あなたに影響を与えてくれる事間違いなしだ。 ジェット機内でオムレツを作ってくれと云うリクエストの中、トマト,マッシュルーム、チーズ、など好きなものばかり入ったオムレツを満面の笑顔で「うーん」と云いながらほくそ笑んで食べるなどお茶目な一面もある人だった。
 次に堀江さんはどうかと云うと礼儀正しい「今時の若者」っぽい人で最新鋭のデバイスなどが好きな一面が見えたのは,ジェット機のコックピットで興味深そうにじっと見ている。私の愛用の富士通の小型コンピューターをみて「おっ、これ僕も持っているよ!」と言ってとても喜んでいた。堀江さんは、まるで少年のようだった。ラスベガスにも来ている。其の時も私が同行している。誰だってラスベガスに来たらちかちかのネオンサインやギラギラの輝きに心うきうき、目うるうるになるだろう。堀江さんが来たのは、2007年の1月で其の時はラスベガスのスキー場も雪の多い年であった。日本に帰国した後,堀江さんの人生が変わってしまったのはご存知であろう。今年の3月末に刑期を終えられ帰ってこられたので私は安心している。自由が奪われると云う今までにないきっと大変な思いをなさったに違いない。
 日本人の方は、アメリカで刑務所に入った人は、あまりいないだろう。
 ここで日本とアメリカとの違いを説明しよう。腕のいい弁護士はお高いけれども勝ち臭い戦を仕組んでくれる。刑期だってお金さえあればホテルジェイルなど自由なプログラムが選べる。電話類も使える。(今の日本の刑務所ではコンピュータが使えたそうである)メニュウも好きなものがオーダーできる。自宅に帰ってきて,指定の場所にカメラを設置してもらい足首にリングをはめられる。其のリングの中には位置や所在を移動してもわかる発信器が取り付けられてあるのだ。車で毎日子供を学校に何時にお迎えに行くようにあらかじめ申し立てておけば許される。そのかわり一日当り所得額の中から算定された金額を政府に払わなければならない。当時のオージェーシンプソンなんかも刑務所と云うよりホテルジェイルだった。
 もしアメリカであるならば堀江さんは自由をお金で買う事は出来たと思うが、今では、もう過ぎた事であるからこの経験を生かして堀江氏は、好転させる人生をさらに飛躍して歩んでもらいたいと考えている。彼の頭の中はユニークで,一般の人が考えるような事柄をまずビジョンとしていない。金額も1億2億の桁を考慮していないのだ。事実ジェット機が30億。新品のガルフストリームなら45億はする。これが今人気の機種であり小型ジェットとしては性能が高い。以前約20年程前にさかのぼる事、私がまだ下っ端,駆け出しの若造の頃トヨタ、ソニーがジェット機を所有していた。何時もロングビーチの格納庫に行っては,いつかこのジェット機に乗って(操縦して)稼ぐのだと夢を抱いていたものだった。ガルフストリームと云うと戦闘機で名前が売れていた。1940年当時は戦争で飛行機が活躍した時代があった。今,お客さんを乗せて旅行やビジネスに使うと云う用途が変わってきている。プライベートジェットは,今や中国の桁外れのお客様が多くなってきている。私が所属しているディヤージェットと云う中国の小型ジェットの所有数も中国ナンバーワンである。毎月アメリカのがガルフストリーム社に新品のジェット機を受け取りに行っている。またさらに22機注文しているから後22回行かなければ行けないのである。続きはまたこの次に・・・筆者

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